映画『チョコレート・ドーナツ(Any Day Now)』 レポ [映画レポ]

明日で地元の映画館での公開が終わってしまうから急いで『チョコレート・ドーナツ(Any Day Now)』観に行ったけど、見逃さないで本当に良かったです。

今自分の持ってる言葉で幾ら書いてもこの作品の素晴らしさは伝えきれないだろうしミスリードはしたくないから具体的な事は書きません。
母親が障害を持ってる子供達の保育園の様な施設で働いていて自分は小さい頃から彼ら、特にこの映画のマルコの様なダウン症の子達と一緒に運動会やクリスマス会などで一緒に遊んだりして同じ時間を過ごす事が多かったのでこの映画が他人事ではなく現実と地続きになった感覚でマルコと今まで一緒に時間を過ごして来た子達が重なってとても深く感動しました。

この映画で描かれている様に様々な差別や困難な状況が現実に彼らにはあります、しかし同時にそんな彼らを守り育んでくれる愛のある周りの人がいる事もこの映画や自分の実体験からも確かで、障害のある子達が周りの人達を笑顔に豊かな気持ちにしてくれる事も確かなのです、もし時間があって映画を観ようと思ったらこの作品を観てこの映画の中や自分が見て来た愛のある人達の一員になって障害のある子達だけじゃなくてあらゆる差別や困難な状況にある人達を考える一助にして欲しいと思います。

観終わった後に出て来る原題の『Any Day Now』が心に響く事間違い無しです。

〜あらすじ〜(公式ホームページより抜粋)
1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。

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