映画『パシフィック・リム』 レポ [映画レポ]

ギレルモ・デル・トロ監督作品『パシフィック・リム』観て来ました・・・・最高〜にテンションの上がるお祭り映画でした!!

ギレルモ・デル・トロが大人を片手にロボット、もう一方の手に怪獣を持って遊んでいた男の子に戻してくれて、しかも男の子の空想を映画的な表現で何倍にも膨らましてる作品です。

アバンタイトルでの怪獣(映画の中でもKaiju)の登場シーンでの半端じゃないでデカさ、またそれに対抗する為に作られたロボットのイエーガーのデカさ・強さ、これぞって言うバトルスーツ!!それらが登場する度にテンション上がりっ放しです。
また、こう言ったスケール感の大きいキャラクターに広い奥行きのある空間が多く登場するので映画館の大音量で3Dで観る方がその世界観を堪能できると思います。

怪獣が別の世界からやってくる設定とかロボットの姿やロボットとシンクロして動かす等映画の中に昔の特撮、ロボット、怪獣、映画・アニメ・テレビシリーズのオマージュが散りばめられていてお『おっあれは!!』みたいな楽しい発見が沢山ありました、またそういった作品のお約束の展開(例えば一回やられたと思ってた怪獣がまた動き出す)もあったりしてさすがギレルモ・デル・トロて感じです、ただしそう言った日本的な怪獣映画の系譜を受け継いだ正統派って言う怪獣映画ではなくてあくまでもハリウッド映画らしい作品だと感じました。
あと、戦い方も機体ごとに個性があって単純な肉弾戦からその場にあった物を武器にしてプロレス的な戦いをしたり、ロケットパンチやチェーンソード、プラズマキャノン等の兵器が強い怪獣が出て来てピンチになると続々出て来るのもただ単純に楽しめました。

怪獣に対抗する為に作られたロボットのイエーガーはパイロット一人では負担が大きく二人一組(一体だけ三つ子)で記憶を共有し一体になって動かすと言うものなのですが、そこでパイロットが兄弟、親子、男女、上官と部下などの組み合わせで組む事によって衝突があったり、悲しみを一緒に乗り越えたり、力を合わせて戦ったりとバディムービー的高揚感もあって良かったと思います。

今まで書いて来た様に男の子の空想を何倍にも膨らました様な設定や展開なのでツッコミどころは沢山あるんですけど、この映画はそんな事するのは野暮でただアドレナリンを出しまくって楽しむのが最高の観方だと思います、今回自分が映画館で観た時に近くで観てた男の子3人組がイエーガーがピンチになると『ああ!!』って声が漏れたりロケットパンチやチェーンソードやプラズマキャノンでやっつける時には『いけー!!』とか『頑張れ!!』って言っていて日頃なら映画館で声を出されるのは迷惑だけど、この作品はこうじゃなくっちゃって思って自分も心の中で一緒に応援してました。

結構あっけなくやられちゃったり、あいつの活躍もっと観たかったって言うのがあったので続編制作希望です、次は2Dで観ようかな?また観たいな。

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